アロハシャツの歴史を語る上で欠かすことのできないブランド「アロハ」の生みの親であり、キング・スミス・クロージアーズ社を牽引したエラリー・チャン。彼は1909年にハワイで生まれ、オアフ島の名門プナホウ高校へ入学。エール大学経済学部に進学した才子。1931年の卒業後、家業である雑貨店を継ぐためハワイに戻ると、日用雑貨を扱うのみに留まらず、近くに店を構えていた「ムサシヤ」で仕立てたシャツを「アロハシャツ」と名付けて販売。1936年には「アロハ」を商標登録し、アロハシャツという呼び名を知らしめた。

今回初の復刻となるこの作品は、ハワイ大学に所蔵されている1930年代の浴衣と同一の柄であり、ヴィンテージのシャツに付いていたラベルがアロハ・ブランドの最初期のタイプであることから、1930年代後期に日本でプリントされた浴衣用の生地で仕立てられたものとわかる。ハワイ大学に所蔵されている浴衣以外にもシャツが存在していたという情報を頼りに長年探し求め、ついに辿り着いた正にミュージアムピースと言える希少価値の高い一枚。

 

 

 

 

SUN SURF SPECIAL EDITION “THE CRY OF CRANE”

 

 

 

 

SUN SURF

Lot No. SS38862 / SUN SURF SPECIAL EDITION “YUKATA MONOGATARI”

 

PRICE : ¥22,000

SIZE : S, M, L, XL, XXL

COLOR : 128) NAVY, 165) RED